百萬遍知恩寺の大念珠づくり
手作り市や古本まつりなどで市民に親しまれている浄土宗大本山百萬遍知恩寺。念珠繰りの発祥の寺と伝えられています。その由緒ある大念珠を親子3代にわたり、製作させていただいています。近年では2001年より10年かけて1080個の製作と彫刻をさせていただきました。
お知らせ 大念珠寄進|百萬遍知恩寺大念珠へ結縁のおすすめ
浄土宗大本山、京都、百萬遍知恩寺には元弘元年、御醍醐天皇の勅命により第八世善阿空圓上人が疫疾除滅のための百萬遍念仏を修法されて以来の百萬遍念仏、大念珠繰りがあります。
当山では、大念珠の珠に多くの皆様方のご先祖、有縁の先亡の方々の法名を刻し、
本山の諸法要、又団体参拝の皆様とともに念仏唱和の中に永らくご回向申しあげます。
何卒、皆様方の先立たれた親しい方々を百萬遍知恩寺大念珠にご結縁いただきますようお勧め申し上げます。
尚、ご結縁は一霊につき二万円です。
百萬遍知恩寺>>
百萬遍念珠繰り
元弘元年(1331)第八世善阿(ぜんあ)空圓(くうえん)上人(しょうにん)の時、地震がもとで都に疾病が蔓延しました。それに心を痛めた後醍醐天皇の勅命を受けて弟子らと共に七日七夜にわたって百萬遍(ひゃくまんべん)の念仏を称えながら大念珠繰りをしたところ疫病が治まったことから「百萬遍」の号が下賜されました。それ以来、諸祈願の際には僧俗が輪になり念仏を称えながら大念珠を繰る「百萬遍大念珠繰り」として全国各地に広まりました。特に京都の人々からは「百萬遍さん」として親しまれ地名にもなっています。
公式チャンネル浄土宗より引用